これまでNTについての日本のデータがまったくなく、この分野では日本は遅れており、欧米だけでなくアジアの国々からもびっくりされていました。クリフムは7月に開催された日本周産期新生児学会でNTの日本での初めてのデータを公開しました。また羊水検査についての報告もほとんどされていませんでしたが、同学会にてクリフムの羊水検査データを公開いたしました。9月にはドイツでの世界産婦人科超音波学会でもNTの報告を出しています。
9月末には東京大学で行われる日本台湾超音波シンポジウムでクリフムで行っている絨毛検査と羊水検査について、また染色体微小異常についてのプリゼンテーションをします。また引き続き行われる日本母体胎児医学会では、シンポジウムで妊娠初期のNTについての講演とディスカッションを、超音波教育として実際の胎児超音波スクリーニング検査、絨毛検査や羊水検査の方法を参加されるドクターたちに解説し実技指導する予定です。この学会では、クリフムの中村看護師長が医学会デビュー戦の発表を行います。本学会で看護師の発表は中村だけなのでちょっとどきどきです。(実は指導する院長が一番どきどきしてます!!)
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中村看護師長が、イギリス胎児医学財団認定のNT資格、顔面角度資格につづいて、静脈管血流資格をゲットしました。胎児の血流のなかでも初期(11-13週)の胎児静脈管を正確に検出してその血流波形を描出するのはかなり難易度が高く(☆☆☆☆☆クラスです)、産婦人科医師でもできる人はごくわずかです。中村看護師長が資格をとるにあたり、数多くの患者様のご協力を得ました。この場をかりてお礼を申し上げます。 院長ぷぅ
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アルジェリアに地中海産婦人科超音波学会に呼ばれてきています。ずっとホテルに泊まって同じホテル内での学会に朝から夕方までいるからでしょうか、初めて来たアフリカですが、あまりアフリカという感じがしません。学会に呼ばれたゲストではアジアからは私ひとりでした。アルジェリア人はほとんどフランス語を話すため、フランス語の嵐のような学会で、英仏同時通訳もなく、私の講演に対しても多くの方々からフランス語で質問され、座長が訳してくれて答えるというものでした。私が座長のときは、フロアからの質問の意味がわかりにくくちょっと苦労しました。文系の大学のときに第二外国語でフランス語をとっていたはずでしたが、今になってもう少しやっておけばよかったと後悔しました。 ぷぅ
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絨毛検査は、妊娠12-13週に絨毛(数週間すると胎盤になる部分で、水に浮かべるとふわふわと絨毯の毛のような組織です)の一部を取り、染色体検査をするものです。現在クリフムでは妊娠初期ドックでリスクが高く出ている方や、高齢、前回妊娠で異常があった方などが検査を受けておられます。実際には羊水検査のように赤ちゃんの空間に針を入れることなく、羊水検査よりもかなり短時間で(実際に針を入れてからは20秒くらいです)検査が済んでしまいます。12週で染色体異常の可能性が高いと出た方などは以前は羊水検査のみしか選択肢がなく、羊水検査ができる16-17週まで不安な時を過ごしておられました。当院では40-47歳の高齢妊婦さんも多いですし、またキャリアウーマンの方も多く、初期ドック後、その日あるいは数日の間に絨毛検査をされる方がかなり増えてきました。多い日には一日9件の絨毛検査を実施しています。結果が正常と出た場合には笑顔で安定した妊娠生活を迎えていただいております。
クリフムはお母さん・お父さんの不安を一日でも早く少なくできることを願っています。 院長 ぷぅ
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院長ぷぅです。現在カタールのドーハにおります。日中42度まで上昇する気温にびっくりです。豚インフルエンザがいない理由がわかりました。さて、こちらの最先端をいくHamad medical corporationのWemen’s Hospitalで胎児超音波の講義と実技指導を1週間、毎日行っています。プログラムに参加されているカタールやオマーンの先生方は非常に熱心で朝7時から休みなしです。ここカタールでは糖尿病妊婦さんが多く、またいとこ結婚などが非常に多いため、胎児病の割合が日本よりも多く、次々にこられる患者様たちの赤ちゃんに重症の病気が見つかっていき、見つける私の心も複雑です。私の不在中にもどんどんと不安を抱えた妊婦さんの予約がクリフムに入っておりますが、赤ちゃんのことを心配する親の気持ちは万国共通です。来週帰国しまして皆様とお会いできることを楽しみにいたしております。院長ぷぅ
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クリフム待合室の患者様用コンピュータを4台ともに最新型にリニューアルしました。これまでやや古いコンピュータをお使いいただいておりましたが、今年4月にリリースされたばかりの最新型コンピュータを導入いたしました。クリフムにいらしたらぜひともお使いくださいね。院長ぷぅ
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初期の赤ちゃんにみられるNT(Nuchal Translucency, 首のむくみ)を正確にみるのはある程度洗練された技術が必要です。イギリスのFMF(Fetal Medicine Foundation、胎児医学財団)ではFMF認定のNT資格を発行しており、まだ日本ではほとんど取得者がいません。昨日、クリフムの中村貴子師長がめでたくNT資格を取得できたという知らせがイギリスFMFから届きました!! 中村師長はクリフムでは院長ぷぅのスキャンの前にプレスキャンをおこなっており、最近めきめき実力を発揮して妊娠初期スキャンの腕を磨いております。看護師で資格ゲットしたのは本邦初です。資格をゲットしたことで名実ともにNTコーディネータとしてこれからも活躍が期待されます。
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クリフムでは、国内・国外から研修希望のドクターや検査技師たちが来られております。9月6-8日まで、クリフムで臨床検査技師さんたちの研修セミナーをいたしました。6日は朝から晩まで講義と実際の超音波検査のハンズオンで、7日・8日は実践を兼ねて実際のクリフム診療研修をしました。6日には4人の患者様にモデルになっていただきましたが、とても快くお引き受けくださいました。ありがとうございました。最終的に参加された方には非常に厳しい筆記試験を受けていただきました。クリフムのスタッフも全員同じ試験を受けました。えこひいきなしでしたが、結局、最優秀成績を修めたのはわれらがクリフムの中村看護師長、僅差で第二位となったのはやはりわれらがクリフムの宮崎前看護師長でした。さらにコンセルジュ(受付事務担当)の井上もかなり優秀成績で上位に躍り出ました。お電話で患者様からの御予約を取る場合でもしっかり臨床胎児医学の知識が備わっていなければならないと考えております。クリフムが患者様のクリフムであるためにはスタッフ全員のレベルが世界レベルでないといけないと考えており、今回の成績を見て日々の診療による知識が血となり肉となっていることが証明されたようで、院長の私もほっとしております。
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久々のブログ更新です。
このところ大変クリフムが込み合っていることと、国内・海外出張が多くまったくお休みがなくなってしまいまして、ブログを更新しようと思いながら日々が過ぎ去っております。クリフムは朝から夜遅くまで昼・夕の休みをすべて返上して患者様のご予約を入れさせていただいており、多くはお待たせなしで診療に入れるようにいたしておりますが、急に長時間お待たせすることがあります。患者様のお話をゆっくりお伺いできるようにとできるだけお一人ずつお時間をとらせていただいておりますが、胎児ドックを受けて急に赤ちゃんの病気が判明したり、急に当日予定外の羊水検査を施行することになる患者様などもいらっしゃり、お待ちいただく患者様にはご迷惑をおかけすることもあります。皆様は笑顔で「いいですよ。お互い様ですから」といってくださいますが、帰りの飛行機や新幹線の時間を決めていらっしゃる患者様も多くいらっしゃいますのでできるだけ考慮させていただこうと努力しております。また、私の海外出張が多く、(国際学会・国内学会・海外の大学などからの要請で半年で10カ国に行く予定、そのうちまだ4カ国がすんだところで・・・)そのための休診日のかわりに私の体の空いている土日に代診させていただいている状況です。できる限りお電話からご予約までの期間が短くなるよう予約を取らせていただき、ご予約のときにお伺いした内容はクリフムスタッフすべてが把握できるようにしております。御来院時にはできるだけご質問や不安になられていることを箇条書きにしてお持ちいただくようにお願いいたしますね。では、クリフムでお待ちしております。皆様にご満足いただける医療とコーディネート、また暖かい心のサービスをご提供できることを楽しみにいたしております。 院長
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先日,若い夫婦が子供さんをつれて胎児ドックにやってきました。私が子供さんに「こんにちは」と言うと,お父さんが「先生,この子ダウンちゃんなんです」と。ダウン症(21番染色体が通常2本のところが3本ある病気)の子供さんは2歳で,かわいいお洋服を着てほんとにご両親に大切に育てられていることが肌で感じられました。このダウンちゃんは心臓病がありましたが,生まれてからもなかなかそれが分からず,何軒も病院をはしごしてやっと病名がわかり,手術を3回もしたそうです。手術まで具合がわるい赤ちゃんを連れて両親は気が気でなかったそうです。今はおちついて,ダウンちゃんの集まりにいったり,いろいろなトレーニングをしたりしているとおっしゃっていました。クリフムにこられたときは次の赤ちゃんの妊娠18週で,胎児ドックの一番の目的は心臓を見てほしいということでした。胎児ドックではもちろん心臓だけでなく脳の構造や手の指,足の指,顔やお腹の臓器,背中など,細かく30項目以上をひとつずつ確認していきます。今回は心臓の構造に詳しいご両親でしたので,特に心臓内部の部屋や,ひとつずつの弁,心臓に入る血管,心臓から出て行く血管などを画像を見ながら解説し,上のダウンちゃんのときの病気がないことを説明しました。また,鼻骨の長さや小指の骨,四肢の長さや腎臓などいろいろなところを見てもダウンちゃんの特徴はひとつも兼ね備えていないことをお話しました。ご両親は,「先生,ありがとうございます。私たち,お腹の赤ちゃんに心臓病がないことがわかっただけでもクリフムに来た甲斐がありました。この子に心臓病がないなら,この子がたとえダウンちゃんでもいいです。私たち育てていけますから。また後期の胎児ドックに必ず来ますね。」と力強く話して帰っていかれました。20歳の母,25歳の父が生まれた赤ちゃんがダウン症であることを知らされ,かなり落ち込んだのは事実,でも周りの人に支えられ,自分たちの足でしっかり立ち上がり,ダウンちゃんを育て,どこにでも連れて行き少しでもダウンちゃんのためにと明るくがんばってこられた若い夫婦からたくさんのことを教えられました。ありがとう。これからもがんばって!!
院長ぷぅ
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